レーシックのデメリット②角膜が薄くなる

レーシックのデメリットに

角膜が薄くなるといことがあります。

 

レーシックは角膜を削る手術なので

必ず手術前よりも術後は角膜が薄くなります。

 

 

ですから手術前に厚みを専用の機械で詳しく調べます。

 

近視が強ければ強いほど多くの角膜を削りますので

より多くの角膜の厚みが必要になります。

 

適応範囲の角膜の厚みであれば

角膜が薄くなっても特に問題はありません。

 

ただ、まれに角膜が弱い人がいて

角膜が薄くなると角膜の形が変形してしまうことが

あります。

変形が強くなると視力が下がります。

 

術後に角膜が変形するかどうかは

もともとの角膜の形である程度は予測することができます。

変形しやすい角膜の形の人は

手術を受けることが出来ません。

いわゆる円錐角膜という病気です。

 

ただ、術前にすべての円錐角膜をみつけられるわけではないので

レーシック術後に絶対変形しないとは限りません。

 

低い確率ですが、角膜が変形して視力が下がることも

可能性はあります。

 

 

 

 

レーシックのデメリット①ハロ•グレア

レーシックの術後のデメリットに

ハロ•グレア

というものがあります。

 

ハロ•グレアは

暗いところで光を見ると

ギラギラして見えたり

滲んで見えたりすることです。

 

一般的には時間とともに

慣れてしまって気にならなくなる人が多いです。

 

ここでポイントですが!

ハロ•グレアは慣れるだけで

治るわけではありません。

 

ですから、人によってはずっと気になる方もいます。

 

 

レーシックのデメリットまとめ

良いところがいっぱいにみえるレーシックですが

デメリットは何でしょうか?

 

代表的なものは

 

①ハログレア

②角膜が薄くなって変形することがある

③ドライアイ

④再度近視になることがある

⑤眼圧の正確な測定が難しい

⑥将来白内障の手術をするときに度数合わせが少し難しくなる

⑦角膜が濁ることが有る

⑧最悪の場合は角膜感染症になって角膜移植が必要になることがある

 

次から一つずつ説明してきます!

 

 

レーシックのメッリット

レーシックのメリットって

何でしょう?

 

一番はなんといっても!

眼鏡やコンタクトレンズから解放されることですね!!

 

例えば私が聞いた話では

 

●起きてすぐに快適に良く見える。

●夜中の地震や火事などの災害時でも眼鏡を探す必要がなく、すぐに逃げられる。

●避難先でコンタクトや眼鏡を持っていなくても困らない。

●当直のとき起きてすぐに見えて仕事ができる。

コンタクトレンズの手入れが面倒で、よく角膜に傷ができていたが、レーシックを受けてコンタクトをやめることができ、傷ができなくなった。

●アレルギー性結膜炎があり、コンタクトをつけるとかゆくなったり目やにがでてしまうが、レーシックを受けて症状が軽くなった。

 

などというところでしょうか。

 

私の多くの友人が手術を受けていますが

皆さんコンタクトがなくなって楽になった♪

て話していましたー!

 

次回はレーシックのデメリットについてお話しします1

 

 

 

 

 

 

レーシックに向いている人はどんな人?

私はレーシック手術を多数執刀しています。

 

眼科医になってしばらくは、ずっと病気の人ばかり診察していたので

はじめてレーシッククリニックに勤務したとき

患者さんがたくさん喜んでいるのをみて

軽くカルチャーショックを受けました!

 

クリニックの雰囲気の明るいこと!!

 

それくらいレーシックは人に喜んでいただける手術です。

 

そこで、簡単にレーシックに向いている人について

書いてみます。

(もちろん個人差はあるので、一般的な話です。実際むいているのかどうかは診察してもらった医師に判断してもらってくださいね!)

 

一般的には

●眼鏡やコンタクトを使うことに不便を感じている

●強すぎない近視 (眼科学会では+6Dまでとなっています。+10Dを超えないことが望ましい)

●強すぎない乱視

●角膜の形が正常

●角膜の厚みが十分にある

●18歳以上

 

他に私の思うのは

●年齢は45ぐらいまでが理想

(45過ぎている場合は老眼鏡を使うことに同意ができれば可能)

●神経質すぎない

●ひどいドライアイが無い

 

です。

 

レーシックの手術はかなり精度の良い安全な手術ですが、

成功するかどうかは

角膜の形 

角膜の厚み

が非常に重要です。

 

これはレーシッククリニックに行くと専門の機械でしらべてくれます。

 

 

次回はレーシックのメリットについて次で説明します!

 

 

まつげのエクステは危険なのか?

私は専門は眼科ですが

美容も好きです!

 

まつげのエクステは

危ないと報道されているのをみかけたことがあります。

 

そういう私は

まつげ歴として

まつ毛パーマ→まつげエクステ

ともう10年以上まつげには何かしらの美容をしています。

 

眼科医なのに。エクステしてるの?

とたまにおばさまなどには驚かれることもあります💦

 

もちろん、エクステが絶対安全ということはないと思います。

ある程度リスクを考慮したうえてやってもらっています。

 

まつげのエクステに問題があるとしたら

エクステをつけるグルーが眼に入ってしまったり

皮膚に付着して炎症をおこしたりする

可能性はあります。

 

その場合は

その施術者の技量が足りないとか

適切なグルーを使っていなかったとか

もともと皮膚が弱いとか

そういった理由だと思われます。

 

ですから、私は固定のお店でいつもエクステをつけています。

今のところ何の不調もないので

施術者の技術も問題ないと思いますし

自分の肌にグルーがあっていないこともなさそうです。

 

まつげのエクステは危険だからつけちゃいけない!

ということではなく

技術のある人に適切なグルーでつけてもらえれば

あまり問題ないと個人的には思います。

 

皮膚炎については

皮膚に異常がでたと感じたら、早めに皮膚科でみてもらってくださいね。

 

どんなことでも

ちょっとおかしいかな?と思ったら

早めに医師にみてもらうことは悪化させないためにも

大切です。

 

エクステをつけるとメイクの時間が時短になって

とっても便利です!

鏡見るのも嬉しくなりますよー♡

 

リスクとれる範囲で

美容も楽しみたいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親が近視だと子供も近視になる?!

眼の奥行きの長さが長くなると

近視になる、ということを前回お伝えしました。

 

眼の長さは生まれ持ったもので、

遺伝の病気ではありません。

親が近視だから子供も必ず近視になるといことではありません。

 

ただ、親が近視だと子供も近視になりやすい傾向はあります。

 

例えば、背の高いご両親の子供は背が高くなる傾向はありますよね。

でも必ず背が高くなるわけではないです。

それと同じで、親が近視だと子供も近視になりやすい傾向はあります。

でも必ず近視になるわけではないのです。

 

まとめ

 

親が近視の場合の子供は

●近視になりやすい傾向はある。

●しかし必ず子供が近視になるわけではない。

 

ということです!